基礎学力を身につける学習方法とは?

読解力を身につける勉強方法とは?
読解力と科目ごとの学習方法

基礎学力を身につける学習方法とは?

「基礎学力がない」「基礎からやり直し」など、私たちは基礎学力についてよく口にしますが、何が「基礎」なのか、一度きちんと考えておかなければ、子どもたちを混乱させてしまうことがありますので気をつけていきましょう。

基礎学力の骨組みは「読解力」から成り立っている

基礎学力とは、各学科の基本的な知識です、と説明されることがありますが、それでは答えになっていませんね。では「基本的な知識」とは何でしょう? 実は「基礎学力」とは、各教科の問題に取り組むよりも前に培われているべき理解力のことです。それは、相手の言葉を受け入れられる「語彙力」や、それを読み解く「論理力」などから成り立っています。すなわち、基礎学力はかなりの部分が読解力でできているのです。

多くは学校に入る前に、絵本を読んだり、親や兄弟、友達と会話することで少しずつ身につけているもの。でもその機会が少ないまま学校に入り、急に学力を求められることも増えています。

繰り返しながら少しずつ幅を広げ、内容を高度化する学習が必要

読解力に支えられる基礎学力の芽は暮らしの中にたくさんあり、毎日反復しながら身につけていくものです。それを学習で補うにはどうすれば良いでしょうか。

小学校の勉強でさえ、漢字を何度も書いて覚えたり、単純な計算を繰り返してスピードアップをしたり、「理屈ではなく体に覚えさせる」ような学習になりがちです。しかし、それではいくら身についたようでも、決まった道から一歩も踏み出すことができない学力になってしまいます。基礎学力が本当にあれば、どんな問題が出されても、それを受け止めて読み解き、答えに近づくことができます。

そのためには、あえてゆっくりと反復学習しながら、受け止める内容の幅を広げていくことが欠かせません。いわゆる国語や算数の問題を超えて、生活に関連すること、パズルのような「知識の引き出し」が重要になる課題など、徐々に取り組んでいくことです。その経験が「語彙力」を生み、頭の中の引き出しを増やし、それらを組み合わせて問題を解決していく「論理的思考力」を育てていきます。

オンライン学習「チアスタディ」は読解力→語彙力→思考力の3ステップ学習で、基礎学力を向上させていきます。タブレット学習なのに宿題が出て、しっかりと反復しながら幅を広げていくのです。

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