子どもと一緒に勉強するのはどんな方法が良い?

読解力はなぜ大切?
低学年のうちは子どもの勉強を見てやりたい

子どもと一緒に勉強するのはどんな方法が良い?

難関中学受験では「小学校4年生から塾に通わせる」のが定番。でも実際は小学校低学年のうちから徐々に準備をするのが大切です。読解力を時間をかけて身につけることが重要ですが、低学年の子どもに勉強させるのは大変ですね。

一緒に勉強する、とは「親がずっと付きっきり」ではない

子どもと一緒に勉強すると言うと、親がずっと横に付いて「はい、次はこれ!」「さあ、答え合わせだよ!」と進行から解説まで親主体で行うように考えている方も多いようです。しかし、それは親にとって大きな負担。勉強の間にも家事をこなさなければなりませんし、「自分も勉強は苦手だったから…」という方にはつらい作業です。

親がずっと関わって指図するのではかえって子どもの自主的な勉強のためにならないことも。どうすれば良いでしょう?

一緒に勉強する、というのに一番大切なのは「メリハリ」です。途中で台所に立つ時間があったとしても、子どもがやっていることを理解できているベースがあれば、必ずしもずっと付きっきりでなくても学習が進むということが可能になります。

親が先生の側で指図するのではなく、一緒に授業を受ける側に立つ

子どもがやっていることを理解するために大切なのは、親が先生の側になって勉強を「上から指図する」のではなく、子どもの側に立って勉強する姿勢が基本となります。読解力を身につけるオンライン学習システム「チアスタディ」では、まず授業動画を一緒に見ることで、「今何を学んでいるのか」を親が理解することができます。そこから問題演習が始まると、自分も問題を解く側の気持ちになって、推理や考察を楽しむことができるでしょう。子どもと一緒に勉強する時には、この「親が学習を楽しむ」気持ちが一番大切です。

実際、チアスタディの問題演習の中には、親も頭を使う難問もあります。授業動画で先生が教えてくれたことを子どもと一緒に反すうしながら、解いていきましょう。「なるほど、そう結び付けていけば答にたどり着けるんだな」ということが伝われば、次は子ども自身が面白がって問題に取り組むことができます。

それができるようになったら、何問か、子どもに任せてみてはいかがでしょうか。その間、台所にだって立つことができるはずです。チアスタディでは授業動画のあとの問題演習は20問あります。親が付いて解く問題、子どもが自分で解く問題、子どもが困ったときにまた一緒に解く。そうしたメリハリをつけることで、親が良い距離で関与できるようになってくるはずです。

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