知識の増やし方

いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
各小学校で卒業式が行われましたね。また、日能研各校でも3/24(日)に修業式が行われました😄
ご卒業おめでとうございます!
個人的な話で恐縮ですが、私の二人の息子も今年卒業を迎えました。父親として卒業式に出席しましたが、とても感動しました😂
校長先生の卒業生に送る言葉は本当に素晴らしく、お恥ずかしい話つい涙ぐんでしまいました。「あなたが涙ぐんでどないするねん!」とつっこまれそうですね(苦笑)
息子は二人とも担任の先生にとてもお世話になりましたので、式の閉会後担任の先生に深く感謝の想いをお伝えすることができて本当に良かったです😄
同時に、「私の恩師はお元気にされているのか」とふと考えたりもしましたが・・・

余談はこの位にして、早速本題に入りましょう。
前回のブログまで「語彙の増やし方」にフォーカスをあて、二回に渡ってブログを書かせていただきましたが、今回は「知識」にフォーカスをあてブログを書かせていただきます。
ただし、ここで言う「知識」とは国文法や慣用句、四字熟語などのことではなく「一般教養的知識」と位置づけさせていただきます。

では、具体的にどういうことか?
少し極端な事例を紹介します。
これは私の教え子の話です。
非常に学力が高い女の子で、特に理系科目の成績が非常に優秀なお子様でした。しかし、受験直前期の模試で国語の偏差値がかなり下がってしまうという事態が発生しました。当然、小心者の筆者はかなり動揺しました(苦笑)
急ぎ、保護者様にお電話して、その生徒の問題用紙と答案用紙を入手しチェックすると物語文がかなり厳しい結果になっていました。答案を見る限り完全に読解できていないという結果で原因が特定できなかったため、生徒に直接話を聞いてみることにしました。すると、返ってきた言葉が「言葉の意味がわからなかった」ということでした。
どういうことか?
結果は、「野球の専門用語がわからなかった」ということでした。
野球少年が主人公の物語文で、全体的に言葉がそれほど難しい文章ではなかったのですが、スクイズやエラー、バントなど野球に使用される用語の意味が分からず場面をしっかりとらえることができなかったことが原因となり、成績が下がってしまいました。

国語の文章読解の成績を安定させるには、各文章ジャンルごとの読解スキルをマスターするだけでなく、幅広い知識、つまり「一般教養的知識」を身につけることも必要であると筆者は考えています。例えば、いくら論説文の読解スキルを習得できていても環境問題がテーマの論説文を読み、「温室効果」や「化石燃料」などの用語が出てきた時にその用語の意味が分からないようでは得点を安定させることはなかなか難しいと思います。他にも歴史的人物の伝記が出題された時、その人物の事前知識があるとないとでは当然読解のしやすさは変わってきます。

そのため、筆者は子供たちに理科の勉強は国語の長文問題にとても役立つのでしっかり頑張るようにと伝えています。また、可能ならば社会の授業も受けてほしいと思っています。入試科目には含まれていないかもしれませんが・・・

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それでは、本日のブログはここまでにさせていただきます。
少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回は4/13をめどに更新予定です。
それでは、また。

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