読解力は小学校低学年のうちに身につけた方がいい?

読解力はなぜ大切?
読解力について正しく理解する7つの質問

読解力は小学校低学年のうちに身につけた方がいい?

読解力の育成はいつごろから取り組むべきでしょうか? 4年生から中学受験の塾に通い始めると、読解力の学習に手が回りません。読解力は塾での勉強に不可欠な論理的思考力を養います。低学年のうちから読解力の育成に取り組むのが最適と言えます。

基本的な「問題対応力」ができていないと塾で苦労する

中学受験を考えるなら、小学校4年生から進学塾に通い始める家庭が一番多いと言われています。

ただ、塾に通い出す前と後の学習レベルのギャップが大変です。いきなり難しい問題が並んで「ぜんぜん分からない」と悩んでしまうことも。「塾に行きだしたのに成績が上がってこない」という焦りも出てくるかもしれません。これは、難しい問題に対処する対応力ができあがっていない状態だからだと言えそうです。

読解力はすべての問題に対応する土台となる力

実は、難関中学受験を考えた進学塾の問題に取り組むには読解力が必要です。問題の意味を読み、理屈や与えられた素材を整理し、論理的に考えて解答を組み立てる力。これこそ、読解力が求められる分野なのです。

中には「読解力は4教科の成績とは直接関係がないプラスアルファの能力だから、先に塾で問題に取り組んだ方が良い」と考えている方も多いのですが、6年生になってから読解力を身につけようと考えても間に合わないのが本当のところです。に変更読解力はプラスアルファではなく、全部の学習の土台となる力。読解力は2年生から少しずつ養成して、3年生の終わりには基本的な力を身につけた状態にしましょう。そうすれば4年生から塾に行きはじめても、あわてることなく問題を読み解き、対応することができるはずです。

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