いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
関西圏の中学入試はほぼ落ち着き、各塾2月新年度開講の時期を迎えていますね😀
今年もどんな子どもたちとの出会いの縁に恵まれるのかと筆者はわくわくしています😀
と言いながら、筆者が関わる受験生には首都圏の学校を受験される方もいらっしゃいますので、まだまだ心は落ち着いていないというのが正直なところですが・・・😅
何の因果か、この職業に就き25年以上もの時間が経過しましたが、何度経験しても入試にはプレッシャーを感じてしまいますね😅
これは筆者の性格の問題ですので、仕方ありませんね(笑)
ただし、その分結果が出た時の喜びと子どもたちと親御様への感謝の想いは人一倍ですので、プレッシャーを感じるのも悪くないと思っています😀
物事は何事もプラスマイナスゼロですね。
今年も小学2年生の頃から関わってきた女子生徒が無事第一志望校に合格された時は涙が流れるほどの喜びを感じられました。昨年もとある女子生徒が紆余曲折を経て最後に素晴らしい合格を勝ち取られた時に同様の喜びを感じることができました。
勿論、喜びばかりではなく、自分の力不足を深く反省させられる結果も突き付けられますが、それら全てを真正面から受け止めていくことで「よし、次や!」と自分を奮い立たせ、卒業していく子どもたちとの経験から学んだことを次の子どもたちに活かしていけるのだと改めて感じる今日この頃でございます😀
さて、前置きはこの程度にして本題に入りましょう。
今回もふりきったテーマでブログを書かせていただきます。
今回のブログのテーマは、「最難関中を目指すために低学年のうちから意識すべき国語の学習法」です。前回同様、ふりきったテーマとなりますので、完全に筆者の独り言とご認識ください🙇
筆者は縁あって最難関中を目指すお子様と関わる機会が多かった人間です。また、西宮北口の隠れ家的な教室で開講している独自の作文教室にも最難関中を目指すお子様にたくさんお通いいただいております。
そんな経験を持つ筆者が思う将来最難関中を目指すために低学年のうちから意識すべき国語の学習法は下記の通りです。
その1
文の構造を考えながら読む習慣づけ
これは、今までに本ブログで何度か重要性を説明させていただいております。
というより、私がチアスタディを開発した動機の一つでもあります。
やはり、「なんとなく一文を読む」のではなく、「主語と述語の関係はどうなっているのか?」・「係り受けの関係はどうなっているのか?」という文の構造を考えながら読む習慣が低学年のうちにできているお子様は小4以降に各塾で学ぶ長文読解に求められるスキルの習得レベルが必然的に高くなります。
(※前回の「国語の成績を上げるために重要なこと」というブログでも似たようなことを述べていますね)
端的にお伝えすると、文の構造を考えながら読む力は、読解力の基本ということです。
その2
音読練習
これも約二年前に書かせていただいた「読解力の向上に役立つ取り組みとは?②」というブログで述べさせていただきました。そこでも述べさせていただきましたが、ただ読ませればいいというわけではありません。
文節の係り受けの関係や登場人物の心情変化をしっかりおさえさせながら抑揚のある読み方になるよう保護者の方々に管理いただきたいのです。そうすると、「読む」という行為を通じて先に述べた「文の構造を考えながら読む」姿勢を構築できるだけでなく、場面想像力の土台構築にもつながるのです。つまり、音読練習は非常にコスパのいい学習法なのです。
小学4年生以上になると、塾の宿題も増えて忙しくなったり、お子様によっては反抗期が少しずつ始まりますので、なかなか音読練習に注力させることが難しくなる傾向にあります。
「鉄は熱いうちに打て!」
比較的に時間の余裕のある低学年のうちにしっかり音読練習に取り組んでいただきたいと思います。
その3
考えながら聴く練習
この学習法は国語以外の科目学習にも役立ちます。
考えながら聴く力はとても重要です。なぜなら、他者の話を考えながら聴けなければ、他者が話している内容が単なる「音」になってしまい、正しく情報をインプットできないからです。
では、どういうトレーニングが有効か?
保護者の方が音読し、それを聴かせながらお子様には文章を目で追わせてください。
そして、その後本を閉じさせて、保護者の方々から文章内容に関する質問をお子様に投げかけて答えさせるという練習に取り組んでください。
投げかける質問は、「物語の主人公の名前は何?」・「場所はどこだった?」・「いつの話だった?」など場面を構成する要素と問いかけるシンプルな内容から始めて、主人公の心情変化など少しずつ質問の難易度を上げてください。
子どもたちの傾聴力の低下が問題になることが増えましたが(※大人も低下してきていると筆者は感じていますが・・・)、それは考えながら聴く力の低下が原因だと思います。時間に余裕のある低学年のうちに是非ご自宅で考えながら聴く練習に取り組んでいただきたいと思います。少し角度が変わりますが、私の世代は子どものころラジオをよく聴いていたので、日常生活を通じて考えながら聴く練習ができていた気がします。
最後に一つの事例を紹介します。
西宮北口の隠れ家的な教室で開講している独自の作文教室に、とある小学三年生のお子様がお通いです。
当然、某男子最難関中学を目指されており、通塾中の塾でも国語に関して素晴らしい成績をとられています。私は今まで数えきれないほどたくさんの子どもたちを指導してきましたが、このお子様はその中でも1、2を争うほど優秀と言っても過言でありません。定期的にテスト解説指導をしておりますが、ポテンシャルの高さには目を見張るものがあり、これからどこまで成長してくれるのか楽しみでなりません。
そして、このお子様の特徴は私が文章を音読している時、ものすごい集中力で私の発する声を聴き、文章をしっかり目で追っている点です。たったこれだけの姿勢の違いですが、これが国語力・読解力の向上に大きく影響するのです。このお子様の「考えながら聴く力」は素晴らしいの一言です。
実は、まだ話したいことがあるのですが、長くなりそうですのでここまでにしておきます。
また、別の機会で続きをお話させていただきます。
では、最後に一言述べさせていただきます。
よく私のところに「日能研さんは最難関中を目指した指導が苦手なのでしょうか?」というざっくばらんな質問が運ばれてくることがあります。
これに関して、筆者の考えを述べさせていただきます。
日能研は最難関中対策指導にしっかり対応できます!!!
様々な要素が原因となり誤解は生まれるものだと思いますが、以前も「国語が得意になる小学生の特徴」というブログで述べさせていただいた通り、国語のカリキュラムは日能研が一番よく、将来的に最難関中に合格するために求められる長文読解スキルの土台をしっかり構築できるカリキュラムとなっています。そして、最難関中対策指導に精通した講師陣もいます。
私が日能研の人間だから、このような答えになるというわけではありません。以前のブログでも述べたように私はざっくばらんな人間ですし、日能研の弱み・強み両面を見ています。その上で、日能研は最難関中対策指導にもしっかり対応できるだけの経営資源があると考えていますので、このように述べさせていただいています。
ご安心ください😀
では、話が長くなりましたので本日はここまでにさせていただきます。
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少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回のブログは2/15をめどに更新予定です。
それでは、また。