「選択肢」問題の注意点(※論説文編)

いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
10月になり、随分涼しくなってきましたね。
過ごしやすい季節になり嬉しい反面、入試に向けてギアを一気に上げていく時期となりますので気持ちをよりいっそう引き締めなくてはならない時期でもあります。
今年も縁あって関わらせていただいている受験生に後悔なき入試を経験いただけるよう損得を超えて向き合っていきたいと思います。

さて、本題に入りましょう。
前回のブログは、「選択肢」問題の注意点(※物語文編)というテーマでいくつかアドバイスを書かせていただきましたので、今回のブログは「論説文編」に話を転調させていくつかアドバイスを書かせていただこうと思います。
下記ご確認ください。

「選択肢」問題の注意点(※論説文編)

  • 作者の意見をしっかりおさえながら読む
    論説文の読解は、作者の意見をしっかりおさえることが最も重要となります。言い換えると、「作者の意見をしっかり読み取れている子供かどうか」をはかってくる問題を主軸に試験問題を作成すると言っても過言ではありません。よって、文章を読んでいる時に作者の意見が述べられている文(※各形式段落にある中心文)に線を引きながら読む習慣を身につけましょう。
  • 作者の意見の理由・根拠をしっかりおさえながら読む
    作者は必ず意見に対する理由・根拠を述べます。そのため、論説文の問題では理由・根拠の部分をしっかりおさえられているかを試す問題は頻出となります。よって、文章を読んでいる時に作者の意見の理由・根拠となっている部分に何等か印をつけておくことをお勧めします。特に、調査結果など何等かの事実が理由・根拠として述べられていることが多いため、理由・根拠となっている部分は複数行にまたがるケースがほとんどです。理由・根拠となっている部分をカッコでくくるなり、何等か印をつけておくべきかと思います。
    文章読解も算数の学習と同様に手を動かすことはとても大切です。
  • 選択肢を読点の部分で区切る
    2023年12月23日に更新した「おまじない」的な読解メソッドというブログでも書かせていただきましたが、ケアレスミスを減らす意味でも各選択肢の文を読点の部分で区切り、まとまりごとに内容をチェックするようにしましょう。些細なことですが、問題を解くスピードも速まると思います。

本日はここまでとさせていただきます。

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少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回は10/26をめどに更新予定です。
それでは、また。