オンライン学習で読解力は身につきますか?

読解力はなぜ大切?
子どもの勉強を見てあげる時間がないけど大丈夫?

オンライン学習で読解力は身につきますか?

スマートフォンやタブレットで学ぶことができるオンライン学習は便利だけど、どれくらい身につくのだろう? と心配される家庭も少なくありません。何だか同じような練習問題を繰り返しやるだけのようなイメージもあって、どれくらい役に立つのかという声も聞こえます。でも、実は読解力を身につけるには、専門のオンライン学習が最適です。

読解力を身につけるために不可欠な要素を順序良く

読解力を身につけるためには「読書」が不可欠という考え方があります。でもそれは正確ではありません。楽しく読み進めることと、「読み解く」こととはまったく別の作業です。

入試問題でもそうですが、書かれている文字を追って読めることと、内容を理解することは違うのです。文やグラフなどを正しく情報処理しなければなりません。

そのためには、文を文節単位に整理し、助詞や接続詞からその関係をひも解くことが重要になります。また国公立中学の適性検査に出題されるような問題を解くには図表やグラフを読み解く力も必要となります。その力がついた上で読書をすれば、新しい体験がどんどん頭に入っていく「実のある読書」になるでしょう。そこで幅広い分野への対処経験や、語彙力が養われます。

読解力を身につけるためには、これらの要素を順序良く学んでいくことが大切です。

オンライン学習以外には読解力を専門に学ぶ場がないから

学校は各教科の基本的な内容を学ぶ場所であり、塾はそれを発展させ、より高いレベルの問題を解く場所です。残念ながら読解力の要素を順番に学ぶためにカリキュラムを組んだ学習環境ではありません。小学校でも中学受験塾でも「文節の働き」などをじっくり教えてくれることはないですね。

そこで考えられるのが、読解力を鍛える・高めることに特化した「オンライン学習」です。もちろんオンライン学習であれば何でも良いわけではありません。読解力を構成する「言語的領域」「非言語的領域」、さらには「思考力」や「語彙力」を順序良く、徐々にレベルを上げながら学べるように用意されたオンライン学習が必要です。

オンライン学習ではマイペースで何度も繰り返し学べるというメリットがあります。他の生徒の進度に影響されることなく、引っかかった問題をもう一度考えることができます。家庭で行うので親子で「これはどういうことだと思う?」と話し合ったり、「辞書を引いてみようか」と学習を発展させることも簡単です。このような仕組みを使って読解力を身につけていけば、小学校の授業はもちろん、高学年になって高度な中学受験問題に出会ってもあわてることなく考えを巡らせられるようになっているでしょう。

次は「自主的に勉強する子になってほしい!