チアスタディを通じて
期待できる学習効果とは?

チアスタディの学習を通じて期待できる効果は
大きく2つあります。

  • 効果①

    言語・非言語を問わず、与えられた情報を「論理的」に読み解くスキル・姿勢が身につく

  • 効果②

    読み解いた情報をもとに「主体的に」「深く」思考する姿勢が身につく

具体的には下記の通りです。
▼をタップすると具体例の詳細をご覧いただけます。

具体例1

主語・述語の対応関係や
係り受けの関係に注意しながら
一文を深く丁寧に読解する力が身につく

こちらの例題を見てください。

例題1
次の二つの文は同じ意味ですか。同じなら〇、ちがうなら×で答えましょう。

  1. 父が妹と弟を呼びに行った。
    妹と父を弟が呼びに行った。
  2. 父は音楽を聴きながら、勉強している兄を呼んだ。
    父は、音楽を聴きながら勉強している兄を呼んだ。
  3. 私は遊んでいた弟が帰ってくるのを家の前で待っていた。
    家の前で遊んでいた弟が帰ってくるのを私は待っていた。

正解は (1)× (2)× (3)× ですね。
このような問題を子どもたちは結構間違えます。
なぜなら、係り受けの関係や助詞のはたらきに対して注意力を働かせながら読めていないからです。

チアスタディでは、主語・述語の対応関係や係り受けの関係に注意しながら一文を正しく読解する学力を身につけられるよう、様々なパターンの問題に取り組んでいただきます

具体例2

5W1Hの情報を収集する習慣が身につく

物語文の読解などでは、「いつ・どこ・だれ・何を・どうした」という視点から情報を収集し場面を想像しながら文章を読むスキルが求められます
ここで、注意すべきことは下記の二点です。

・日本語は英語などと違い、主語(※つまり、「だれ」の情報)がよく省略される抽象的な言語です。そのため、省略された主語を補いながら読む力を身につけなければ的確に場面を想像できません。

・物語文の読解では「場面の変化」をおさえることがとても重要です。「場面の変化」とは「時・場所の変化」です。そのため、「いつ」・「どこ」という情報をしっかりおさえながら読む力を身につけることが重要です。

チアスタディでは、5W1Hの情報を収集するスキルの習得を目的とした様々な問題トレーニングに取り組んでいただきます。

具体例3

指示語・接続語の働きに対する注意力が高まる

指示語は別名「こそあど言葉」ですね。
子どもたちに文章を深く、丁寧に読ませるためには指示語の指し示す内容をしっかりおさえながら読むことを徹底させる必要があります。
また、接続語の働きに注意しながら文章を読むことは、論理展開を考えながら読むことの第一ステップです。

チアスタディでは、イラストを使用した問題や場面想定問題などあらゆるパターンの問題を出題しています。

具体例4

表現技法に対する注意力が高まる

文章読解する上で比喩などの表現技法に対する注意力はとても重要です。
ところが、国語の授業では「中心文をおさえる」など長文読解に求められる様々な知識・スキルを限られた時間の中で教える必要があるため、比喩など表現技法の読解トレーニングにあまり時間がさけません。そのため、子どもたちはどうしても表現技法が用いられている文脈に対する注意力が低くなってしまう傾向にあります。(※大人・子どもに関係なく、時間が経つと忘れてしまいますね・・・)

チアスタディでは、直ゆ、隠喩、擬人法にはじまり、二重否定や反語など様々な表現に対する注意力を高めることを目的とした問題トレーニングにたくさん取り組んでもらいます。

具体例5

思考力領域の問題トレーニングを通じて、
主体的に深く思考する姿勢を養える

子どもたちが算数の学習に取り組んでいる様子を見ていると、「公式がないと解けない」「こんなパターンの問題を見たことがないから解けない」というお子さまをよく見かけます。
これではいけません。問題文から与えられた条件を的確に読み取り、それを基に主体的に深く思考する姿勢が必要です。つまり、「腰を据えて考える姿勢」です。この姿勢があるからこそ、公式の暗記やあらゆる問題パターンにふれた経験が応用力の育成につながるのです。そして、この主体的に深く思考する姿勢は放っておいて自然と身につくものではありません。日々のトレーニングが必要です。

チアスタディの思考力領域の学習では公式・解き方にこだわらず、与えられた情報・条件から仮説を立てじっくり思考させることを目的とした思考力問題を数多く出題しています。