小学校高学年のための、進学に強い中学入試対策

読解力はなぜ大切?
子どもの進学を考え始めたご家庭に

小学校高学年のための、進学に強い中学入試対策

小学校4年生の春から塾に通い始めるというのが一般的な中学受験対策だと言われています。新学期を前にすると「うちもそろそろ準備しなければ」と塾を探し始める家庭も多いでしょう。ただ、塾での学習を成績に結び付けるには全教科共通の学習力が必要です。それが読解力なのです。

読解力は、塾に通い始める前から身につけるべき

塾は学校で習ったことをベースに、多くの問題演習をしたり、より難しい問題に取り組む場所です。逆に言えば、小学校で身につけてない力は塾では面倒を見てくれないのです。その力として一番大切なのが「読解力」です。

上位の問題になればなるほど、問題が複雑になり、図や表、グラフや地図などの資料が与えられ、そこから意味を読み解くことが求められます。必要な要素を取り出して組み立ててはじめて正解に近づくことができます。そうした問題が今どんどん増えているし、難関中学では特に目立ちます。読解力が必要な問題は高校受験でも大学入試でも増えています。さらに言えば、大人になって仕事に取り組む時に読解力がないと毎日困ることになるでしょう。

塾に通い始める前から、1〜2年をかけてじっくり読解力を身につけられれば、中学受験はもちろん、一生の財産として力を発揮していけるでしょう。

家庭学習で読解力を身につけ、さらに効率的な受験対策を

もちろん進学塾の学習でこなすハイレベルな問題は家庭学習ではなかなか補えません。読解力が身につかないからといって塾に行かなくても良いというわけにはいきません。読解力は小学校でも体系的に教えてくれるものではありませんね。とすればどこで読解力を体系的に身につければ良いでしょう。

それはやはり家庭学習だと言えます。読解力育成に特化した良い教材を使い、最初は親が横について取り組んでいけば、じっくり身につけることができます。オンライン学習なら、2年分の教材を1台のタブレットやスマホで繰り返し取り組めます。文章を文節に分けて組み立てを考えたり、接続詞の役割に気が付くことができれば、問題文を深く読む力が身につきます。オンライン学習の「チアスタディ」では、いわゆる文章だけでなく、図や表から必要な内容を探し出す非言語的分野の問題も豊富です。ことわざや歳時など幅広い分野について「読み解く力」を育成できるでしょう。

読解力は促成栽培できる力ではなく、時間がかかります。それでも1,2年じっくり取り組んでいけば、学校や塾で出会う問題が今よりも読めるようになり、正解に近づく力が高まるのです。

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