中学受験に向けた国語の学習はいつから始めるべきなのか

いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
早速ですが、本ブログを読んでいただいている皆様にこの場を借りまして御礼申し上げます🙇
11/9(土)に更新した「国語が得意になる小学生の特徴」というブログが、おかげ様で驚異的な閲覧回数を記録し、特定の検索ワードでは一時Google検索で1位表示されました😀
本ブログを読んでいただている皆様のおかげでございます。
深く感謝申し上げます🙇
これを励みにして、今後も少しでも皆様のお役に立てるブログを書き続けようと考えております💪
と言いつつも他の業務にも追われ、ブログの更新作業にかかる負担が年々増してきておりますが・・・😅

さて、本題に入りましょう。
今回も思い切って、大きなテーマでブログを書かせていただこうと思います。日頃、保護者の方々からよく相談される内容の中に「中学受験に向けた国語の学習はいつから始めるべきなのか」というものがあります。
前回のブログテーマと同様に、これに対する答えも非常に個人的見解になります。よって、今回の内容もまさに「独り言」とご認識ください🙇

それでは、早速筆者の考え方を述べさせていただきます。

筆者の考えは、早いに越したことはないとなります。

では、ここから説明を具体化していきましょう。
中学受験の学習を開始する時期は、志望校や各ご家庭の教育方針によって変わってくるものであるという考え方もあります。そして、その意見も一概に間違ってはいないと思います。

しかし、筆者はこと国語の学習に関しては志望校や各ご家庭の教育方針に関係なく、できるだけ早期に学習を開始いただきたいという立場をとっています。
というのも、筆者は長年の指導経験を通じて、志望校などに関係なく(※中学受験するしないに関係なくといっても過言ではありませんが)、低学年のうちに「文字を思考する道具に変える」ためのトレーニングを積んでおくべきと考えているからです。そのためにも、低学年のうちに下記の取り組みを徹底してほしいと筆者は考えています。

① 場面を想像する習慣

文字情報を通じて思考する第一段階は、間違いなく「場面想像」です。
低学年のうちから「いつ・どこ・だれ・どうした」という4つの要素をもとに文章を読みながら場面を想像する練習をしてきたかどうか。
たったこれだけのことでも、「しっかり考えながら読む」という点で大きな差が生まれます。
小学4年生になって中学受験指導の塾に通い出した時に、「しっかり考えながら読む」という姿勢が身についていないお子様は意外に多いと言えます。そして、そのようなお子様がいきなり学校の教科書では出てこないような長くて、書かれている内容も難しい長文をいきなり読まされることのストレスがどれだけ大きいかは容易に想像できると思います。

② 文の構造を考えながら読む習慣

筆者は、文法の学習は低学年のうちから取り組んでいくべきと考えています。そのため、チアスタディでは文節の働きに関する問題を大量に出題しています。
一文を読み、「どの文節が主語で、どの文節が述部なのか」「修飾語の働きをしている文節はどれか」という視点からしっかり文の構造を考えるトレーニングを積むことで、一文をしっかり考えながら読むという姿勢が構築されます。これが重要だと思います。
日本語は母国語のため、日常生活の中で自然に覚えられる言語ですね。聴覚など感覚を通じて習得してしまう言語と言えるでしょう。そのため、ちゃんと意識しなければ文法がおろそかになるのです。
どの言語にもルールがありますが、母国語の学習に関してはそれをしっかり学ぶことの大切さが見落とされていると筆者は感じている面があります。

先日、他の企業の担当者様とお話している時にその企業でアルバイトをしている大阪大学の法学部に通う大学生の言葉を教えていただきました。その言葉とは、下記の通りです。

「法律の難しい条文を読む時に大切なことは、どこが主語で、どこが述語かをおさえることなんです。」

さすが、阪大生だと関心しました。しっかり勉強してきた学生だと感じました。
ただし、「どこが主部で、どこが述部かをおさえる」という表現の方がこの学生の言いたいことを的確に表現できるのでは?と筆者は感じましたが・・・
最後は連文節のまとまりで情報処理できるようになるべきと筆者は考えていますので。

それでは、長くなりましたので本日はここまでとさせていただきます。

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少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回は12/7をめどに更新予定です。
それでは、また。