「書き抜き」問題の解き方のヒント

いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
朝夕は随分涼しくなり、過ごしやすくなりましたね😀
一方で季節の変わり目は体調を崩しやすくなる時期でもありますので、注意が必要ですが・・・

話は変わりますが、9月3日からついに大阪の四天王寺小学校のアフタースクールで私が開発したチアスタディと作文教材を使った読解力&作文力の育成を目指した独自の講座が開講しました。
9月3日は初回授業であったということもあり、かなり気合が入りましたね😅
特に、小4・5生のクラスではレベルの高い内容を指導することになっていましたので、パフォーマンスのギアを上げて解説しました(笑)
縁あって出会った四天王寺小学校の子供たちとこれからいっしょに読解力&作文力の向上を目指して勉強していくことになります。色々なことが起こると思いますが今まで通りトライ&エラーを繰り返し、全力で取り組んでいきたいと思います。

さて、本題に入りましょう。
今回のブログも問題パターン別の解き方のヒントについて少しお話させていただきます。
今回は、「書き抜き」問題の解き方について説明させていただきます。
「書き抜き」問題は、どの中学校の入試問題でも出題される定番の問題パターンと言えますね。
よって、「書き抜き」問題への解答力が向上すると、非常に有利と言えます。
では、下記をご確認ください。

「書き抜き」問題の解き方のヒント

  • 説明文の場合は意味段落のまとまり、物語文の場合は場面の変化に注目して答えの場所をしぼり込む。
    (※つまり、むやみやたらに文章全体から答えをさがすのではなく、その問題がふくまれる意味段落や場面の範囲内でいったん答えをさがす)
  • 空欄にあてはまる語句を書き抜く問題は、空欄の前後にあるリード文を参考にして答えとなる語句や文脈をしぼり込む。
    (※リード文と同じような表現が使われている部分を本文中からさがし、その周辺をしっかり読み返して答えをさがす)
  • 説明文の場合は作者の意見文、物語文の場合心情変化の原因・理由の部分を問われることが多いので、作者の意見や心情変化の原因・理由を表す文脈には線を引く習慣を身につける。
  • 書き抜く文字数が多いは、答えの終わりからかぞえると解きやすくなる場合が多い。
  • 表現を変えているだけで、同じことを伝えている文脈にはなんらかしるしをつけておく。
    (※答えに使われる場合が多いため)
  • なかなか答えが見つからなければ、変にこだわらずいったん飛ばす。

記述問題よりも「書き抜き」問題の方が「楽」と思っている生徒が結構いますが、それは危険です。なぜなら、記述問題は部分点を狙うことができますが、「書き抜き」問題は「○か×か」しかないからです。また、テスト中に答えとなる語句・表現がなかなか見つからない時、変に答え探しにこだわってしまうがあまりペースを乱し、他の問題にも悪影響が及んでしまうという事例もたくさん見てきました。
ですので、子供たちにいかに点数を取らせるかを考える筆者の立場からすると、「書き抜き」問題はある意味最も怖い問題パターンであると言えます。

よって、上記のアドバイスを参考にして日頃から「書き抜き」問題に取り組んでいただくのは当然のこと、なかなか答えが見つからなければ、焦らず飛ばして他の問題を解くようにしましょう。

本日はここまでとさせていただきます。

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少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回は9/28をめどに更新予定です。
それでは、また

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