読書感想文の効果とは

いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
突然ですが、今年の夏は本当に暑いですね・・・💦
営業で外回りをしていると、「やばい。倒れてしまうかも・・・」と感じてしまうことがある今日この頃です😰
ですが、仕事に対する「情熱」は今年の夏に負けない位燃えたぎっていますので、これからも頑張っていこうと思います💪
(お世話になっているお医者様からは、「もういい年なのでくれぐれも無理しないように」と注意を受けていますが😅)

さて、本題に入りましょう。
夏休みと言えば、読書感想文の宿題が出されると思います。
そこで、本日は「読書感想文の効果」について筆者なりの考えを述べさせていただこうと思います。
早速ですが、「読書感想文の宿題が出される理由は?」という問いかけに対して、皆様はどのような答えをイメージされますでしょうか。
おそらく、下記のような答えをイメージされる方が多いと思われます。

「学校が休みで時間がある夏休み期間中なら、子供たちにじっくり本を読ませられるから。」
「読書感想文を書くことが作文力の向上につながるから。」

考えようによっては様々な理由を見出すことができますが、おそらく学校側も上記と同じような理由で読書感想文講座の宿題を毎年夏休みに出しているのでは?と思われます。
「読書感想文の宿題を出す理由」とは、言い換えると「読書感想文を書かせることで期待できる効果」と言えると思います。ちなみに、筆者が思う「読書感想文を書かせることで期待できる効果」とは下記の通りです。

効果①:文章全体を要約するスキルの習得に役立つ
効果②:物語文的思考と説明文的思考をバランスよく養える

具体的に見ていきましょう。
効果①について説明します。
読書感想文の構成について一例を述べます。(※物語文を読んだ場合を例にして説明します)
下記ご確認ください。

STEP
読んだ本のあらすじを書く
STEP
印象に残った場面とそれに対する感想について書く
STEP
「2.」で説明した感想と類似の感想を抱いた経験について書く
STEP
「本から学んだことを今後どのように活かしていくか/誰にこの本を紹介したいか」など目標や意見を書く

上記の「ステップ1」の作業は、まさに文章全体を要約する作業になります。
文章全体を要約する練習は、具体的な内容を抽象化する作業であり、中学入試に求められる記述力の向上に役立ちます。また、説明的文章を読んで読書感想文を書く場合、各段落の要点をしっかりおさえる必要がありますので「中心文をおさえる」スキルの確認にも役立つなど中学入試に求められる読解スキルの習得にも役立つ効果が期待できるでしょう。

次に、効果②について説明します。
筆者は、読書感想文は随筆文的な文章と言えると考えています。
具体的には、とある文章を読んだという経験とそこから感じた感想や意見を書くという随筆文的な文章構成になります。
よって、先に述べた読書感想文の構成の「ステップ2」の途中までの内容を書くには物語文的思考が求められ、それ以降は説明文的思考が求められると言えます。

最後に大切なことを述べさせていただきます。
今回筆者が考える「読書感想文を書かせることで期待できる効果」(※言い換えると、「読書感想文の宿題が出す理由」)について独り言を述べさせていただきましたが、読書感想文の宿題を本当に意義ある課題にするには、子供たちに今回述べたような効果をしっかり説明した上で、読書感想文の書き方をしっかり指導してあげることが重要だと筆者は考えています。
そうでないと、残念ながら「ただこなすだけの宿題」になってしまう危険性があるのが読書感想文の難しい点だと思います。
そのため、筆者は西宮北口で開講している独自の作文講座で夏休み限定で読書感想文講座を開講しています。
今年はその他、四天王寺小学校様やプログラミング教室「プログラボ」様ともコラボする形で開講します。

長くなりましたので本日はここまでとさせていただきます。

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少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回は8/17をめどに更新予定です。

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