物語文読解の注意点⑤

いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
時間が経つのは本当に早いもので、もう6月になりましたね。
つまり、もうすぐ夏期講習会が始まります😅 
時間が経つのが早いと感じるということは、それだけ毎日を全力で生きてる証拠だとポジティブにとらえて生きていこうと思います😃
そんな中、筆者は今年も刺激ある新たな出会いに恵まれております。
先日、10年以上前から「いつか会って話がしたい!」と思っていた国語の先生とオンラインでお話する機会に恵まれました‼(※夢がまた一つ叶いました‼)
名門である筑波大附属小学校で長年教鞭を執られていた大ベテランの国語の先生です。

私が企画開発したチアスタディの開発動機、コンセプトなど私の考えていることをご説明させていただき、様々なご意見をいただけました😃
おかげ様でチアスタディのコンセプトや私の読解力育成に関する考えに賛同いただけただけでなく、カリキュラムに新たに取り入れるべき課題などもご教示いただけ、非常に刺激ある面会となりました。その上、私が企画した講座の学校への導入にも関心を抱いていただけ、本当に有意義な時間となりました。
何事も前例にとらわれず、常にトライ&エラーを繰り返すことが大切であると自分に言い聞かせながら、日々様々な職務に向き合ってきました。これからも新たな出会いに刺激を受けながら、より良い指導方法・カリキュラム・システムを模索し続けようと思います‼

さて、早速本題に入りましょう。
今回は、久しぶりに物語文の読解にフォーカスをあてた話をしたいと思います。
保護者の方々もご存知の通り、物語文の読解問題では「登場人物の心情」を問う問題が頻出です。
そして、当然ですが登場人物の心情が直接的に表現されている部分を問題にすることはありません。

テストである限り、出題者は「どれだけ深く文章を読めているか」を測ってきますので登場人物の心情が間接的に読み取れる部分をつついてきます。
では、登場人物の心情は間接的に読み取れる部分とは何か?
それは、主に登場人物の「発言と行動」です。(※情景描写なども含まれますが、今回のお話では割愛させていただきます)

まず、「発言」について見ていきましょう。
これはセリフのことですね。
例えば、「ありがとう。」という発言にも感謝の想いを伝える「ありがとう。」もあれば、嫌味な想いを伝える「ありがとう。」もありますね。よって、注意すべきことは言葉を額面通りに受け取らないことです。
そこで重要になるのが、原因となる出来事が書かれている文脈をしっかりおさえることです。この基本がとても大切です。原因となる出来事をもとに「発言」にこめられている「登場人物の心情」をしっかり読み取るようにしましょう。できれば、原因となる出来事が書かれている文脈に線を引く習慣を身につけましょう。

次に、「行動」です。
本日のブログではこのことを一番伝えたかったと言っても過言ではありません。
登場人物の「行動」を通じて心情を読み取る時も原因となる出来事が書かれている文脈をしっかりおさえることが大切です。ただ、それだけではなく人間心理を表す定番となる表現をたくさん覚えるという意識を持って日頃塾の宿題やテスト直しに取り組んでほしいと筆者は考えています。
例えば、「赤面する」という「行動」からは「恥ずかしい・興奮」などの心情を読み取ることが一般的ですね。
他にも「こぶしをにぎる」という「行動」からは「怒り・緊張・決意」などの心情を読み取ることが一般的でしょう。このように、人間心理を表す定番となる表現をたくさん覚えておくことで子供たちはより的確に登場人物の心情を読み取れるようになるだけでなく、社会性も育まれていくと思います。
そして、当然人間心理を表す定番となる表現が出てきたら線を引くようにしましょう。書き抜き問題の答えになることが多いので😃

長くなりましたので本日はここまでとさせていただきます。

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キャンペーン情報紹介ページ

少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回は6/22をめどに更新予定です。
それでは、また。