いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
早速ですが、私の24年度入試もやっと終わりました😂
今回の入試も長い戦いでしたが、なんとか「やり切った」という想いを抱けております。
たとえるなら、最後までアクセルべた踏みでコーナリングする位の気持ちで関わった子供たちや保護者様と向き合うことができたと思います。
ただし、いつまでこんな感じで子供たちや保護者様と向き合っていけるかが私にとって大きな問題ですが・・・
年齢的・体力的な問題が年々重くのしかかっております😅
ちなみに、以前にも筆者は西宮北口の隠れ家的教室で「読むこと・書くこと表裏一体」をコンセプトに独自の作文教室を開講しているというお話をさせていただいたと思います。そして、今年はその作文教室から芦屋国際中等教育学校という公立の中高一貫校を受験した生徒が3名いました。芦屋国際中等教育学校は非常に人気校で、例年一般枠の倍率は10倍ほどになります。そして、試験は作文と個人面接となります。
結果、どうなったか?
全員合格となりました!!!
本当に子供たちと保護者様には感謝の想いでいっぱいです。
今年は例年より少し倍率は下がったとはいえ、狭き門であることに変わりはなかったので正直かなり結果が不安ではありましたが見事全員合格してくれました😀
さて、本題に入りましょう。
今回は「語彙の増やし方」にフォーカスをあててお話させていただきます。
文章を読むにしても書くにしても「語彙力」はとても重要です。
この事実は誰もが認めることだと思います。いくら各文章ジャンルの読解方法を習得できていても、「抽象から具体への転換を意識して書く」「双括型で意見を主張する」など文章の書き方を習得できていても「語彙力」が低いと文章をしっかり読解できない上に、表現力の高い文章を書くことはできません。
では、語彙を増やすにはどうすればいいか?
この問いに対する答えは様々ですね。
筆者のような国語の講師からすると、子供たちの文章読解スキルレベルを高めるよりも語彙力を高めることの方が難しいというのが正直なところです・・・
しかし、そうは言ってられないので今回のブログでは筆者の長い指導経験から考える「語彙の増やし方」をいくつかご紹介させていただきます。
下記ご確認ください。
語彙の増やし方①
日常会話を文で話させることを意識する
例えば、下記のような日常会話をよく耳にすると思います。
お母さん:「おかえりなさい。」
お子様:「ただいま。お母さん、ごはん。」
上記の会話で問題なのはお子様は単語で会話しているということです。
些細なことのように感じるかもしれませんが、このような単語で会話する癖は語彙を増やす妨げになると思います。
これは、「躾」の領域の取り組みになるため非常に根気が求められる話になりますが、保護者様だけでなく我々講師も含め子供たちと関わる大人はこのような単語で会話する癖を治すことを意識して子供たちと接するべきだと思います。
私の息子が幼い頃、公園でよく会い仲良くしていたアメリカ人のお父さんは、子供が単語で話してくると無視されていましたね😅
「(※アメリカ人的なイントネーションで)あんな話し方には反応しません。」とそのアメリカ人のお父さんは笑顔で無視していました。これくらいした方がいいのかもしれませんね(笑)
語彙の増やし方②
文を書く
短文、日記、作文など文を書くことは単語で話す癖を治すことにつながる効果が期待できるだけでなく、覚えた言葉を実際に使うことになります。そして、正しく使えるようになってこそ「知識が定着した」と評価でき、ひいては語彙力が高まるのです。
ちなみに、筆者の作文教室では「大人の言葉・表現を真似る」ことを子供たちに意識させています。
例えば、「地域の人の数が増える」という表現は「地域の住民の数が増える」という表現に変える等、大人の言葉・表現に関心を抱き、覚え、そして使わせるということを常に意識して作文指導しています。
言葉は真似ることで上達します。そのため、我々子供たちと関わる大人は良き模範になれるよう日々正しくきれいな言葉・表現を使うことを目指す責任があると筆者は考えています。
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それでは、本日のブログはここまでにさせていただきます。
少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回は3/16をめどに更新予定です。
それでは、また。