いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
早いもので、もう三月になりましたね。
つまり、もうすぐ春期講習が始まる・・・
「先読みしすぎるのもあまりよくない。今に集中しろ。」と自分に言い聞かせながら日々過ごしてはいるものの、小心者の私は先のことをあれこれ考えてしまいます😅
先のことを推し測りすぎると精神的に疲れてしまいますが、何事もプラスマイナスゼロです。先のことを見通す習慣が仕事やプライベートの問題に役立つことは多々あります😀
ということで、今回のブログでは「推し測る」という視点の大切さに焦点を当てて、説明的文章でより確実に得点に結びつけるための読解方法について私見を述べさせていただきます。
では、国語の長文読解問題に取り組む上で「推し測る」とはどういうことか?
それは、文章を読み進める過程で、ある程度問題としてつつかれそうなポイントをおさえながら読むということです。つまり、ある程度出題を予想しながら読むということです
「そんなことできるの?」と声がたくさん聞こえてきますね(笑)
それができるのです。
そもそも、文章を読解する上で重要な「論理」は限られていますので超難問でない限り、出題パターンの数もその「論理」に一定制限されます。
よって、下記の点に着目しながら読み進めることを日頃から意識しましょう。
その一
「因果関係」に注目する
説明的文章の場合、問われるポイントで最も多いのは「因果関係」です。
つまり、「筆者の意見とその理由となる部分をしっかりおさえることができる子どもかどうか」を試す問題がたくさん出題されるということです。
したがって、文章を読んでいる最中に筆者の意見が出てきたら必ず線を引き、「理由となる部分はどこだ?つつかれる可能性があるぞ。」と探索しながら読んでほしいのです。
ちなみに、「理由となる部分」は例を挙げているケースが多いです。例がたくさん述べらていたら、例の数をカウントしながら読むようにしましょう。つつかれる可能性大ですので💪
その二
「言い換え・まとめ」に注目する
これは「同義文判定」とも言えるかと思われます。私が開発したチアスタディでは「同義文判定」トレーニングをたくさん取り入れています。
具体的に説明すると、文章は「具体→抽象」の論理展開で書かれることが一般的です。そして、この「抽象」の説明部分は具体説明を言い換え、まとめた部分となります。そして、ここをおさえる読解力がある子どもなのかを試す問題が出題されるケースが多いのです。
したがって、目安ではありますが、「つまり」「要するに」「このように」「いわば」などの語句に注目し、抽象的な説明部分をしっかりおさえるようにしましょう。
その三
「比較」の論理に注目する
「論理」を考える上で「比較」もつつかれやすいポイントです。
具体的には、「対比」と「類比」がありますが、出題頻度的には「対比」の部分をしっかりおさえることができている子どもかどうかを試す問題が多いと思います。
「対比」とは、「一方で」や「しかし」、「それに対して」などの語句を使用し、前述の内容に反対となる内容を述べることで文章の説得性を高める手法です。
例えば、双括型の文章の場合、最後に述べられる筆者の意見の前にあえて筆者の意見に対する反論を述べ、そしてそれに対して再反論することで筆者の意見の説得性を高めるというケースです。
この「対比」の論理が出てきたら、「ここはつつかれる可能性大」と考え、線を引いてほしいのです。
では、話が長くなりましたので本日はここまでにさせていただきます。
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少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
次回のブログは3/15をめどに更新予定です。
それでは、また。