ドクターKの目標とフィンランドの教育メソッド

いつもブログを読んでいただき、誠にありがとうございます。
本日は少し角度を変えて、私個人についてお話させていただきます。

少し恥ずかしいですが、ちょっとした自己紹介となります😅

私は中学受験の国語の講師となり、かれこれ22年になります。(*ちなみに、元は数学の講師です)あっという間でしたね。何度も「今年で終わりにしよう。これほど心震える受験はもうないやろ。」と思いながらも受験が終わるとすぐに新しい子供たちとの出会いがあり、今まで続けさせていただいています。今まで関わってきた子供たち、そして親御様には感謝しかありません。何の取り柄もない私に存在価値を与えてくれるだけでなく、私に成長するチャンスも与えてくれたのは関わってきた子供たちとその親御様ですので。
ちなみに、教え子の結婚式に出席させていただく時は挙式の一週間前あたりから夜自室で涙を流してしまいます😅

さて、こんな私には10年ほど前から大きな目標があります。それは下記の通りです。

受験という枠を超え、人財育成という視点から子供たちを応援する

そして、様々な本を読んでいく中出会ったのがフィンランドの教育メソッドでした。ご存知の方もいらっしゃると思います。
フィンランドはPISA調査(学習到達度調査)で常に上位をキ―プする教育先進国と言えます。そして、フィンランドの教育カリキュラムにおいてキ―ワ―ドになるのがまさに「読解力」です!!!

フィンランドでは「読解力」を国語力の一部と捉えず、あらゆる教科の枠を超え、子供たちが将来社会で目標を達成し豊かな人生を歩むために求められる能力と考えられています。この考えに出会った時は心が震えましたね。「ど真ん中はここや!!ここをキャリアの終着点にしよう!!!」と思いました。
そんなフィンランドの教育メソッドで重要視されていることが「型の習得」です。
例えば、フィンランドの小学校では物語文を創作する授業がありますが、その時もまずは「文章の型」を教えます。
「意見を述べたら「なぜなら」と続けて理由を述べる」、「ナンバーリングを使い意見の理由を述べる」など説明文を書く時に重要な思考の型も徹底的に習得することを目指します。

この「型の習得」はとても大切です。
前回のブログで「言い換えの思考習慣」の大切さについてお話させていただきましたが、これも「型の習得」です。

長い話になってしまいましたね。
本日は私が掲げている大きな目標とそれに絡んでフィンランドの教育メソッドについてお話させていただきました。そして、私が目標を達成するために開発したものがチアスタディです。
ゆるぎない信念を持って開発した学習システムですが、これからも学習してくれている子供たちから様々な意見をいただきながらバージョンアップしていきます。

チアスタディのカリキュラムはこちら

いかがでしたか?
少しでもお役に立てる独り言になれば幸いです。
10/28をめどに更新予定です。
それでは、また。